【ドラクエ10】泣いた鬼BBA

ごきげんよう、「今日の晩」と言おうとして何故か「きょんばん」言うてた還暦BBAです。

前回のメルサンディ村に続いて今回は真セレドのストーリーをやってきましてん。

でな、めっちゃ今更やねんけども、今回の話めちゃくちゃネタバレあるんで、まだこれやってへんわって人は見るのやめといた方がええで。

今までは、こういうだいぶ前に公開されたクエストについてはネタバレとか全然気にしてへんかってんけど、考えてみたら最近ドラクエ10始めた人もおるわけやし、なんぼ古いヤツでも一応ネタバレには配慮せなあかんのちゃうかなって思ってん。

ほんでこういうやつつくってみてん

いやほんまに今更やねんけど、これからはネタバレありそうやなぁて記事の時にはいちおうこれ貼っとくことにしますわ。
ほんま配慮のないBBAですんませんでした。

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真セレドの町のルコリアちゃん

真セレド言うたら、オカンは例の乙女ゲーダーマ神殿に行く時にチラッと見かけたこの子がずっと気になっててん。

りぜろったんのパチもんみたいな子

やっぱりせやんな…
なんやそんな気しとったわ

ほんでなんかこのオッサンに「キラキラな本」取ってきて言われてな

まぁサクッととってきてんけど
キラキラした本て「プリクラ帳」かなんか？

ほいでそれを町長さんの家まで届けに行ってんけどもな、この子にこんなん言われてな

細かいことかもしれんけど、なんぼ身内のもんでもあんたのやないねんから「返して」はちゃうんちゃう？て思たわ。

ていうかオカン例の如く町長さんの家めちゃめちゃ迷いながらたどりついてんけど…
入り口に普通にワープゾーンあったわクソが！

きれいな字、うらやましいな

日ペンの美子ちゃんとこで習うたんかな？

姉を崇拝する妹の気持ちはようわかる。
オカンも小さい頃は姉ちゃんのコバンザメやったからな。
まぁ中学生の頃になったらメッキもはがれてなんや姉ちゃん大したことないわてなってんけどな

それにしても姉妹そろって上から目線やな
オカンを何やと思うてんねん

腹いせにタンスの小銭をもろといた

サダやん、オカン食欲という名の悪霊にとりつかれてるんで何とかしてください

サダク「いや無理！」

子が子なら親も親

まぁそんなこんなでこの偉そうな町長さんに上質なウールとってこいって頼まれてんけど

ええん？

ほんまにこいつの毛でええん？

加齢臭だいぶキツそうやけど

はい、オヤジ産の質のええウール

てか「かたじけない」て

武士か！！

はい、オヤジ産の質のええウール加齢臭プラス

そんなんしてたらなんかキラキラのプリクラ帳盗まれてんて

オカン的にはそこに座っとるクマがあやしい思うで

「ギャグ漫画日和」やといっつもクマ吉が犯人やったし

ルコリア「だれそれ・・・」

なんかごめんなさい…

ていうかさ

幽霊がこわいのはわかるしオカン自分がそんな目に遭うたことないからうかつなことは言われへんねんけどもさ

ほいでも

なんか

なーんか・・・

この町の親どもの反応て、ちょっとどうなん？て思うねん
どいつもこいつもビビッて震えとるだけやん
ほんであんないかにもなうさん臭い悪魔祓いのオッサンみたいなんにすがるとか

何が怖いねん
自分の子やんか
自分の子が悪霊呼ばわりされてそれでええの？

てかオカンやったら、たとえ悪霊になってても会いたい思うわ
なんでここのやつらどいつもこいつもそういう覚悟がでけへんの？
オカンは自分の子にやったら取り殺されてもええと思うけどな

なんか違和感満載やったわ

まぁこれはほんまわかる

カンペキな子育てなんかないし
だれだって後悔もいっぱいある
親も人生初めてやからな

それでもこいつらの反応はなんか納得いかんかったわ

マジそれな！

どっちが子どもやねんって話
この子らのほうがよっぽどしっかりしてるわ

そしてBBA大号泣

ああ・・・

ああもう・・・

オカンもうあかん・・・
オッサンの加齢臭つきの人形とか茶化そう思てたけどムリや

だれかティッシュ1箱もってきて

ていうぐらい
自分でも引くほど泣けたわ

こういう話はあかんねん
オカンほんまあかんねん
もうカンベンしてー

お礼なんかええけど、やっぱりオカンその人形の加齢臭気になる

 

ほれ見てみぃ

この子らのほうがよっぽど大人やんな

そしてBBAは語りだす

イキオイあまってリゼロッタとルコリアちゃんのお人形をそろえましてん。
ゆめのかけらだけやと1体しかもらえんかったけど、どうしても２人は一緒にしてあげたかったんでもう1体は自腹で。

やがて迎える1月17日
その日は、未曾有の大災害となった阪神淡路大震災から27年目の日です。

オカンは当時、激震地のど真ん中に住んでましたけど、幸いにも家族はケガもなく無事でした。
でもな、姪っ子が崩れた家の下敷きになって命を落としましてん。
奇しくもオカンと同姓同名やった女の子。当時わずか10歳でした。

その子の親は、娘の遺骨を長いことお墓に納めることができずにいました。
去年ようやく納骨を済ませ、震災の日の式典にも参加したということです。

そうやって心の区切りはついたかもしれんけど、それでも悲しみを忘れる日なんかきっと一日もないでしょう。
心にあいた大きな穴はたぶん死ぬまでふさがらん。
それぐらい、親にとって子どもは大切な大切な宝物です。

子供が親より先に亡くなるのは逆縁と言って、最も親不孝なことやとか言われるけど、そんなこと言わんといてあげてほしい。
いちばん可哀想なんは、どない言うても先に死んでしまった子のほうやねん。
「明日は何して遊ぼう」
もしかしたら、亡くなる前の日、布団の中でそんなこと思てたかもしれん。
「お母さんのカレーまた食べたい」
そう思てももう二度と食べられへんねん。

親を恨んで悪霊にとか、冗談でも言わんといてほしいしそんなん親が信じるとか絶対あかん。
いろんな事情や考えはあるやろと思うしオカンが正しいとも思わんけど、オカンはそう考えます。

なんや暗なってしもてすみません。
次回からは普通にアホなこと書いていきます

ほなまた